ペットショップ
狭いケージに入れられたりウィンドウ内に置かれたりする犬・猫は、日本のペットショップでは当たり前の光景に見えても
諸外国からは動物虐待と見られています。
このあたりはペットという文化の相違を思い知らされます。
ところでペットショップでこのような個体を見ていると、
時に大きく育った、子犬とは呼びにくい個体がいます。
売れ残りのためにケージの中で
大きくなってしまった個体です。
値段を見ると当初の金額から
かなり安くなっています。
捨て値という価格設定です。
このような個体を購入して飼育を始めると予想外の難儀をします。
しつけに適しているのは3か月齢からです。
親の元を離れ、新しい群(家族)の中に入って社会性を身につけるタイミングです。
狭いケージでお客さんの視線や騒々しさに耐えて大きくなった個体は、
激しいストレスを受けています。
しつけを受け入れる素直な性質を失って、自己中心的になったり、
ちょっとのことで怯えてしまい、適切な振る舞い方ができないのです。
とはいえ売れ残りの犬の末路は哀れです。飼育経験があるのなら
敢えて購入し、時間をかけながら、家族の一員に仕上げていく
という手間を楽しみながら育てていく方法もあるでしょう。
ペットの歴史|ペットの始まりは旧石器時代?
今では老若男女問わず所有している人が多いペットですが、その歴史はとても長く
時代によって役割が変化していきながら今日に至っています。
たくさん存在している動物のうち、人間との付き合いが特に長く
大切に扱れていたといわれているペットが犬です。
旧石器時代にはすでに人間と犬はともに暮らし、狩猟用の家畜として
非常に重宝されていたといわれており、人間とともに丁寧に埋葬された形跡が
調査によっていくつか見つかっていることから、伺い知ることができます。
ペットは時代の移り変わりとともに次第に権力の象徴の一つとして
扱われるケースが現れるようになりました。
平安時代では猫が権力者によってよく飼われていおり、現存する天皇の
日記としては最古のものといわれている宇多天皇の『寛平御記』には、
当時飼っていた黒猫の描写が見られるほか、戦国時代には洋犬が入ってきて
有力者が大型犬を好んで飼っていたことが資料から明らかになっています。
ペットとして飼われる動物の中にはブームとなったものがたくさん存在します。
江戸時代の中期から後期にかけては金魚が流行し、多くの庶民に飼われました。
今ではお祭りでお馴染みとなっている金魚すくいは、この時期に考案されたと
いわれています。
また、明治時代には飼育用にも食用にも有用といった理由で
うさぎが投機の対象となるほどに流行し、一時1羽あたり1円という
高額な税金が課されるまでになりました。
昭和では文鳥やインコなどといった小鳥、平成ではハムスターが
ブームとなりました。
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