成犬になるまで
パピヨンの名前の由来は、昆虫の蝶。
これは耳の形が蝶に見えることもありますが、実はパピヨンの成長過程が蝶のように変化することからも来ています。
子犬のパピヨンは、ふわふわコロコロしていて実に愛らしい姿をしています。
しかし、その子犬時代はわずか3ヶ月ほど。
4ヶ月を過ぎる頃からその毛が抜け落ちてしまい、脚が伸びてくる
時期とも重なるため、パピヨンの姿は、ひょろっとしていて毛がなく
不格好な感じになってしまいます。
初めてパピヨンを飼う人は、子犬の頃の姿とのギャップに驚き
皮膚病ではないかと獣医に駆け込む人も少なくないようです。
しかし、これは一時のことで、7ヶ月くらいになると
自然に体の毛も伸びてきて、パピヨンらしさが出てきます。
ただ、この毛がどこまで伸びるかは個体で差があり、
華麗な姿のパピヨンになるまでには1年から3年かかります。
中には毛が短いままになる事もあります。
これは、日常の毛の手入れなどでも左右されることなので、
美しい姿のパピヨンを育てるためには、日頃から手をかけてあげることが必要です。
特にその特徴になる耳の毛は切れやすいので、日頃から注意を払ってください。
犬がかかりやすい病気|下痢や嘔吐などの症状に注意
犬がかかりやすい病気は犬種や年齢によっても変わってきます。
しかし、どの年代でも発症しやすいのが外耳炎。
どの犬種でもよくある病気の上位にランクインしています。
特に、耳が垂れているゴールデンレトリーバーやフレンチブルドッグなど
皮膚が弱い犬種がかかりやすいと言われています。
軽度の場合には薬で治りますが、重傷になると通院を繰り返し
治療にも長い期間が必要になってきます。
耳を掻きすぎて出血し、耳道がふさがってしまうと手術になることも
ありますので、注意が必要です。
次に気を付けたいのが、皮膚炎です。
寄生虫が原因のものや細菌・ストレス性のもの、過剰なシャンプーで
なってしまうものなど様々です。
皮膚炎の治療は原因により異なり、主に使用するものはダニなどを駆除する
駆虫剤やアレルギーを抑える薬となっています。
重症化すると、注射などをする場合もあります。
1歳未満の子犬がよくかかる病気では下痢・嘔吐が挙げられます。
子犬は繊細で、環境の変化に弱く、新しい場所ではストレスを感じてしまいます。
また、ウイルスや寄生虫が原因となり下痢を起こすこともあります。
大人の犬と比べると免疫力や体力が不十分なので影響を受けやすいためです。
子犬がもし下痢や嘔吐をしてしまった場合には、その原因を知るためにも
まずは病院で検査をおこないます。
原因が特定できるとその対処法として抗生剤や駆虫剤、整腸剤などが処方されます。
特に注意が必要なのは繰り返し下痢をしている場合です。
脱水になってしまう可能性もあるので、点滴をすることになります。
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